- 違約金を「免除」する方法:なし
- 違約金を「回避」する方法:あり
- 違約金を回避する方法は「契約更新月」に乗り換え、または契約期間がない料金プランに加入しておくこと
- 違約金が発生する場合でも、早く切り替えたほうがお得なことが多い
- ソフトバンク/LINMOからワイモバイルにMNP(のりかえ)の場合、違約金は発生しない
- 違約金を免除する方法ってある?
- 違約金で損をしたくないから、違約金が発生しない時期まで待った方がいい?
キャリアを変更する時に気になるポイントとして「違約金」があります。違約金は割と負担が大きため、できるだけ支払いはしたくないですよね。
今回は、「ワイモバイルのりかえ時に発生する【違約金】を免除する方法」について解説しています。
それでは、詳細を解説していきます。
目次
違約金を免除する方法なし【回避する方法はあり】
他のキャリアからワイモバイルへ乗り換える際、2年縛りなど契約期間のあるプランに加入していると「違約金」が発生する場合があります。
違約金を免除する方法はありませんが、回避する方法ならあります。
そのため、違約金を支払いたくないなら上手く回避する方法をとりましょう。
違約金を回避する方法は、以下の2つの方法があります。
- 契約更新月に乗り換えを行う
- 契約期間がない料金プランを使う
回避方法1:契約更新月に乗り換えを行う
最初の回避方法は、「契約更新月」に乗り換えを行うことです。
契約期間が定められている料金プランを
- 他の料金プランへ変更する
- 解約する
場合にかかる違約金が発生しない期間のこと。
なお、ソフトバンクとLINEMOからワイモバイルにMNP(のりかえ)をする場合は違約金は無料になります。
参考:各種手数料を3月17日から無料に | プレスリリース | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク
回避方法2:契約期間がない料金プランを使う
次の回避方法としては、「契約期間がない料金プラン」を使うことです。
ソフトバンクでは2019年9月から、契約期間も違約金も不要な料金プランに変更になりました。そのため、それ以降にソフトバンクの料金プランを変更している方であれば、違約金の発生はありません。
参考:“ソフトバンク”、契約期間も契約解除料もない料金プランに刷新 | プレスリリース | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク
ソフトバンクの違約金は約10,000円請求される
ソフトバンクの場合、料金プランによって違約金の金額は変わりますが、大体10,000円ほどの請求があります。
ソフトバンクの違約金 概要
ソフトバンクの違約金ですが、2019年9月13日以降から加入できる料金プランは全て違約金は不要です。
それ以前に料金プランに加入した際は、違約金が発生する可能性があります。ちなみに、それぞれの違約金は以下の通り。
違約金 | ||
基本プラン | メリハリプラン | なし |
ミニフィットプラン | ||
スマホデビュープラン | ||
通話基本プラン スマ放題/スマ放題ライト | 2年契約 | 〜23ヶ月目:9,500円 24ヶ月目〜26ヶ月目:不要 27ヶ月目以降:9,500円 |
2年契約(フリープラン) | 〜23ヶ月目:9,500円 24ヶ月目以降:不要 | |
2年契約なし | 1ヶ月目:9,500円 2ヶ月目:7,200円 3ヶ月目:5,000円 4ヶ月目以降:不要 | |
ホワイトプラン | 2年契約あり | 〜23ヶ月目:9,500円 24ヶ月目〜26ヶ月目:不要 27ヶ月目以降:9,500円 |
標準プラン | 2年契約なし | 1ヶ月目:9,500円 2ヶ月目:7,200円 3ヶ月目:5,000円 4ヶ月目以降:不要 |
データバリューパック | データバリューパック用2年割引 | 〜24ヶ月目:10,000円 25ヶ月目〜26ヶ月目:不要 27ヶ月目以降:10,000円 |
データバリューパック用年間割引 | 〜12ヶ月目:4,000円 13ヶ月目:不要 14ヶ月目以降:4,000円 | |
フォトビジョンバリュープラン | 〜23ヶ月目:9,334円 24ヶ月目以降:不要 | |
スマート一括 | 2年契約 | 1ヶ月目〜3ヶ月目:24,500円 4ヶ月目〜23ヶ月目:9,500円 25ヶ月目〜26ヶ月目:不要 24ヶ月目以降:9,500円 |
参考:解約する際の契約解除料はいくらですか? | よくあるご質問(FAQ) | サポート | ソフトバンク
違約金の請求日はいつ?
さて違約金が発生した場合ですが、一体いつころ請求がくるのでしょうか?
請求日ですが、最終の利用料金と合わせて請求がされる仕組みになっています。
参考:契約解除料が記載されている請求書はいつ発行されますか? | よくあるご質問(FAQ) | サポート | ソフトバンク
例えば、3月に乗り換えをした場合に違約金が発生した場合は、3月分の月額料金を支払う際に違約金も合わせて請求がきます。
違約金が発生するとはいえ、乗り換えは早い方がいい理由
違約金は割と大きな金額になるため、契約更新月まで待った方がいいというのは1つの考え方です。
しかし、格安SIMに乗り換えることで月額料金が安くなるので、契約更新月までに4ヶ月以上かかる場合は乗り換えたほうがお得になります。
次の表は、私がソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えたときの月額料金の比較です。
キャリア | 請求額(月) | 請求額(年) |
ワイモバイル | 3,532円 | 42,384円 |
ソフトバンク | 7,892円 | 94,704円 |
差額 | Δ4,360円 | Δ52,320円 |
月額だけで、4,000円近くお得になっているのがわかりますよね。仮に違約金が10,000円発生しても3ヶ月で元が取れてしまう計算となります。
ワイモバイルの料金プランは違約金なし
ワイモバイルに関しても、2019年10月以降に契約したプランであれば、違約金の発生はありません。
料金プラン | 違約金 | |
スマホ・SIM | シンプルS/M/L | なし |
スマホベーシックプラン S/M/R | ||
ケータイ | ケータイベーシックプランSS | |
Pocket WiFi | Pocket WiFi プラン2(ベーシック) | |
タブレット | データベーシックプラン S/L |
まとめ
今回は「ワイモバイルのりかえ時に発生する違約金を免除する方法」について解説しました。
ポイントは以下となっています。
- キャリア変更時に発生する違約金を免除する方法はなく、回避するしかない
- ソフトバンク/LINMOからワイモバイルにMNP(のりかえ)する場合、違約金は発生しない
- 違約金を回避するには、以下2つの方法がある
契約更新月に乗り換える
契約期間のない料金プランに加入しておく - 違約金はおおよそ10,000円程度請求される
- ワイモバイルへ乗り換えることで月額料金が安くなるため、違約金が発生しても早めに乗り換えた方がいい場合もある